社会・その他

HDD流出事件、元社員出品の記憶媒体98%超が未回収

 神奈川県の行政文書を保存したハードディスク(HDD)がインターネットオークションを通じて流出した事件で、廃棄処理を請け負った情報機器会社「ブロードリンク」(東京都中央区)は26日、元社員が同社から盗みオークションサイトに出品したHDDなどの記憶媒体3904個のうち同社が回収できたのは29個にとどまったと発表した。

 事件をめぐっては元社員の高橋雄一被告(51)が窃盗容疑で逮捕、起訴され公判中。同社が回収したもののほか、神奈川県分の18個を含む計36個のHDDを警視庁が押収したが、出品された記憶媒体の98%超が未回収のままとなっている。

 同社によると、高橋被告は出品前に一般的なデータ消去を行っており、落札者が盗品と気づかないまま使用している可能性が高いという。これまでに情報の流出は確認されていないといい、同社は今後もオークションサイトのバナー広告などを通じ、落札者に回収に応じるよう呼びかける。

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