社会・その他

シラスウナギを密輸画策 容疑で7人逮捕

 絶滅危惧種に指定されているニホンウナギの稚魚「シラスウナギ」を関西空港から香港へ密輸しようとしたとして、大阪府警生活環境課は29日、関税法違反(無許可輸出未遂)容疑で、大阪府泉大津市の無職、坪田利昭容疑者(59)ら男7人を逮捕した。

 国内では近年、シラスウナギの漁獲量が激減するとともに価格が高騰している。坪田容疑者は指示役で、過去にも密輸を繰り返していた可能性があり、府警は入手方法や密輸後の販売ルートなどの解明を進める方針。

 坪田容疑者の逮捕容疑は、実行役の男らと共謀し今年1月に2回、輸出が禁じられているシラスウナギ計約60キロをスーツケースに隠し、関空から香港に持ち出そうとしたとしている。シラスウナギの今年の国内取引価格は1キロあたり144万円で、60キロは8640万円相当。同課によると、坪田容疑者は容疑を認め、密輸に成功した分もあると供述している。

 実行役の男らは観光目的を装って出国しようとしたが、不審に思った大阪税関の職員がスーツケース内を確認。袋に小分けされ、保冷材で冷やされている生きた状態のシラスウナギを発見した。

 連絡を受けた府警が坪田容疑者宅を捜索するなどし、捜査を進めていた。

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