社会・その他

除菌剤で航空トラブル急増 昨年度、持ち込み禁止

 国土交通省は31日、航空機運航中のシステム不具合や規定違反の飛行など「安全上のトラブル」が昨年度は過去最多の1734件だったと明らかにした。今年2月以降、新型コロナウイルスの感染予防目的で、危険物の成分が含まれた空間除菌剤の機内持ち込みを許したケースが337件あり総数を押し上げた。

 国交省によると、問題になっている除菌剤は、空気中に広がった化学物質が菌を除去するタイプ。金属をさびさせる可能性のある腐食性物質が成分に含まれており、危険物に指定されている。同省は航空会社やメーカーを通じルールの周知を進めている。

 那覇空港で今年3月に供用を開始した2本目の滑走路に関連するトラブルも110件あった。航空機に搭載している地上接近を知らせる警報装置の地形データベースにこの滑走路の情報が入るまで、誤作動を防ぐ対策を取る必要があったのに、怠るケースがあった。

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