書評

『韓国人、韓国を叱る 日韓歴史問題の新証言者たち』

 ■不正流用疑惑など現地で追跡

 韓国で元慰安婦支援団体による寄付金不正流用疑惑が持ち上がっている。本書は一連の問題の背景事情、反日運動の実態を明らかにした現地ルポの集大成である。

 元慰安婦が支援団体を批判してきた詳細な経緯、元徴用工からは一面的な被害者像を否定する証言も。在韓米軍相手の「米軍慰安婦」への接触、ベトナム戦争時の韓国軍の虐殺行為も追跡。韓国政府こそ日韓請求権協定を守れと主張する人物への取材など幅広い。新資料を駆使するなど、いわゆる「嫌韓本」とは一線を画した客観的描写が特徴だ。著者は元週刊文春のスクープ記者。(赤石晋一郎・著/小学館新書、820円+税)

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