社会・その他

「アスベストで被害」元建設労働者らが国やメーカー提訴へ 東北初

 建設現場でアスベスト(石綿)を吸い込み中皮腫や肺がんを患ったとして、元労働者と遺族計9人が国と建材メーカー12社に計2億3100万円の損害賠償を求め、26日に仙台地裁に提訴することになった。建設アスベスト訴訟東北弁護団が19日、仙台市で記者会見し発表した。同様の提訴は東北初という。

 原告は1960年代後半以降に東北や東京都の建設現場で働いた元労働者の70代男性2人と、死亡した4人の遺族7人。国が防じんマスク着用の義務付けなどを怠ったため、アスベストを吸い込んだとして元労働者1人当たり3850万円を請求する。

 小野寺義象弁護団長は「肺を患い、新型コロナウイルスに感染したら死ぬだろうとの思いで生活している原告もいる」と話した。

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