社会・その他

リンドウ花びらでも光合成 岩手の研究所「新発見」

 リンドウ生産の全国シェア約6割を占める岩手県にある岩手生物工学研究センター(北上市)などの研究グループは24日、リンドウの花びらに見られる緑色の斑点に葉緑体があり光合成が行われていることが明らかになったと発表した。一般的に花びらは光合成をしないとされ、新発見だとしている。論文は米科学誌に26日付で掲載される。

 研究グループは花びらの斑点を電子顕微鏡などで観察したほか、植物が吸収しながら光合成に使わなかった光を計測する手法で、斑点が葉と同レベルの光合成をしていることを確認した。

 リーダーを務めた同センターの西原昌宏園芸資源研究部長(植物分子育種学)によると、市場では斑点の目立たない花が好まれ、斑点に関する詳しい研究はなかった。今後は斑点を作る因子を究明して新品種の育成につなげたり、リンドウが斑点を持つ理由を調べたりしたいとしている。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus