常連客「さびしい」
「餃子の王将」出町店には閉店を前に、かつて皿洗いをした元学生や常連客らが続々と訪れ、店は連日満員となっている。
学生時代を京都で過ごした徳島県那賀町の僧侶、鈴木泰祥さん(34)は閉店の知らせに駆け付け、これまでの感謝を伝えた。「好物のレバニラ炒めの味が忘れられない。店長と話すのが好きでよく行っていたので、閉店はさびしい」
30年来の常連という京都市左京区の飲食店経営、堀江俊之さん(50)も「商売は人間力ということを教えてくれた。できればもう一度花開いてほしい」と名残惜しそうに話した。