社会・その他

運輸安全委が現地調査開始 青森の貨物船座礁事故

 青森県八戸市の八戸港沖でパナマ船籍の貨物船「クリムゾン ポラリス」(3万9910トン)が座礁し油が流出した事故で、運輸安全委員会の船舶事故調査官は13日、現地で調査を始めた。波が高いため現場海域には行かず、八戸海上保安部で事故の情報を収集した。第2管区海上保安本部(塩釜)などは流出した重油の防除作業を続けた。

 2管によると、13日午前10時時点で重油の帯は長さ約35キロ、最大幅約400メートルとなり、同県三沢市沿岸に達している。到達範囲は海岸線に沿って約19キロ。同市の担当者は「風向きが変わらない限り、さらに油が流れ着いてしまうのは避けられない」と不安を漏らした。船の管理会社によると木材チップを積んだ同船は11日午前、入港するため停泊していた沖合で、いかりを引き揚げる作業中に強風にあおられて流され、水深の浅い所に乗り上げた。自力で離礁したが、後方部分の甲板に入った亀裂が拡大し、船体が二つに割れた。

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