CAでは学べなかったことを学べる機会
広告業界で仕事をするようになり、客室乗務で経験できなかったことを学ばせていただいています。
尊敬する上司から仕事をする上での大切なことが直接学べるありがたさ。経営者思考をそばで垣間見ることができるありがたさ。様々な企業の広報の方と接することで学べること、知れること。日本社会の一部が見られること。基本的なPC操作ができるようになったこと。私なりの伝え方や提案力が磨ける環境であること。
苦しいこともたくさんあったけれど、それ以上に成長への喜びや達成感があり、CAだけしていた自分と比べると人間的にも成長できているように感じられて嬉しいです。
CAのスキルは他の仕事で役立つか?
先述したように、私は自分を「しがないCA」だと思っていたので、CA経験が他で役立つ、なんてことは想像できなかったのですが、異業界に身を置き、「CAをして培ってきたもの」に気づくことができました。
《CAが得意とすること・長所》
- コミュニケーション
- 気配り、周りへの配慮
- 努力を惜しまない、向上心がある
「コミュニケーション」や「気配り・配慮」は、やはりCAが得意とする分野だと感じます。取引先とのやりとりの中でも、相手の求めるものを察してそれを言葉にして伝えてコミュニケーションを円滑に取ることが難なくできます。
また、心象を損ねることなく要望を伝えることもできます。少し間違えれば相手が否定的な印象を抱きそうな場面でも、相手に嫌われることなく進められるのはCAで培った能力のお陰だと思います。
そして、私の周りのCAたちはみんな努力家で向上心がある人であることにも気がつきました。できないことでもすぐ匙を投げない。負けず嫌いとも言えます(汗)。
親しい同僚の中には、このコロナ禍でもタダでは転ばないぞ! と言わんばかりにふんばっている人がたくさんいます。一年間で簿記の資格を取得した同僚もいれば、カフェ開業の夢がある同僚はカフェでコーヒー修行をしています。航空業界にとっては苦しい期間を、実りあるものにすべく努力をしているのです。
私自身もいま、前々から気になっていたヨガの勉強も始めたいと考えているところです。(お察しの通り、これまた「CAあるある」で好奇心旺盛なタイプです…。)
この先、わたしが目指すCA像
コロナ禍を経て、また世界が自由に往来できるような世の中になったら…今よりもっと広い視野で世界中の人との出会いを楽しみ、どんなお客様からも愛されるような器の大きなCAになっていたいです。
そのために、様々な体験から自分の経験値や人間力をUPさせたいと思います。
安心して飛行機旅ができる時がきたら、ぜひCAに話しかけてみてください。「他にも何か仕事をしていたりするの? コロナ禍はどう過ごしていたの?」と。
思わぬ返答が来てビックリするかもしれません。
【CAのここだけの話】はAirSol(エアソル)に登録している外資系客室乗務員(CA)が持ち回りで担当します。現役CAだからこそ知る、本当は教えたくない「ここだけ」の話を毎回お届けしますので、お楽しみに。隔週月曜日掲載。アーカイブはこちら