社会・その他

「河井元法相に頼まれ増額」元農水相公判で贈賄側証言

 鶏卵生産大手「アキタフーズ」(広島県福山市)グループ元代表の秋田善祺(よしき)被告(87)=贈賄罪などで公判中=から計500万円の賄賂を受け取ったとして、収賄罪に問われた元農林水産相、吉川貴盛被告(70)の公判が13日、東京地裁(向井香津子裁判長)で開かれた。秋田被告の証人尋問が行われ、現金提供の一部について、元法相の河井克行被告(58)=公選法違反罪で実刑判決、控訴中=からの要請で増額したと証言した。

 検察側の証人尋問で、秋田被告は「養鶏業界について勉強してもらいたいと思い、大臣就任前から盆暮れに100万円を渡していた」と説明。大臣就任後の平成30年11月に行った200万円の提供は「就任祝いで金額が倍になった」と述べた。

 一方、31年3月に渡した200万円については、事前に河井被告から「(吉川被告の)息子が北海道議選に立候補するから支援してくれないか」と依頼を受けて増額したと明かした。

 吉川被告については「プライドが高く、自分から手を出して金を受け取ることはなかった」といい、面会の際に現金入りの封筒を「要望書」として、いすに置く方法などで渡していたという。

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