CAのここだけの話

「優雅」というイメージを覆す? CAに多いのは実はこんな人 (2/2ページ)

神原李奈
神原李奈

 さらに、機内サービスの内容(路線や月によって変わります)やマニュアルの内容などは日々更新されます。業務連絡を確認することはもちろんのこと、自分から追加して必要な情報を集めなければいけません。とくに機内食のメニューは、お客様に聞かれてもきちんとお答えできるように、事前に調べる必要があります。ただ内容を知っているだけでは、意味がないのです。

 CAというと、接客業のイメージが強く、感じが良く気配りができればなれるのでは? と思われることもあります。しかし、実際のところ、勉強が苦手な人はやっていけないと思います。

 日々のフライトや訓練などの勉強だけでなく、プライベートでも、興味のある分野や仕事に活かせそうなことを勉強する人もいます。先ほども触れたソムリエの資格や第3外国語の勉強、フード系の資格の勉強などです。好奇心や向上心が強い人も多いように感じます。

サバサバ体育会系な人 フライト中と後でメリハリ

 「女社会」と聞くと、いじめや仲間外れなど陰湿でネチネチしたネガティブなイメージを持たれる方もいらっしゃると思います。大手企業では何千人もCAが所属しているため、一部そういう人もいますが、CAのほとんどはサバサバとした性格です。

 フライトでは厳しく指導してくださる先輩も、フライトのあとは気さくに話しかけてくださり、ステイ先で食事や買い物に一緒に行くこともあります。同期同士でも、仲間外れやいじめがあるといった話は聞いたことがありません。

 また、会社にもよりますが、私が勤めていた大手航空会社は、体育会系でした。基本的には年功序列、上下関係もしっかりありました。優雅なCAのイメージとは違い、実際はチャキチャキと機敏に動くことが求められている仕事です。私は体育会系の部活出身なので、違和感をもったことはないですが、お客様からすると意外かもしれません。

 先ほどお伝えしたように、大手航空会社には何千人ものCAがいますので、当然上記に当てはまらないタイプの人もいます。今回は私が思いつく範囲での特徴をご紹介しました。CAへのイメージ変わりましたか? 意外な点もあったのではないでしょうか。

青山学院大学英米文学科卒。日系航空会社の客室乗務員として4年間勤務した後、外資系航空会社に転職し乗務4年目。不規則な食生活から、健康と食の強い結びつきを実感し、食の世界に興味を持つ。日系航空外会社を退職後、大手料理教室の講師の経験を経て、得意だったパン作りを活かし、パン教室「りなぱん~手ぶらでおうちパン教室~」を開く。栄養士養成専門学校に通い、栄養士免許も取得。現在は客室乗務員をしながら、栄養士として栄養指導、健康や美容・食に関する情報を発信している。

【CAのここだけの話】はAirSol(エアソル)に登録している外資系客室乗務員(CA)が持ち回りで担当します。現役CAだからこそ知る、本当は教えたくない「ここだけ」の話を毎回お届けしますので、お楽しみに。隔週月曜日掲載。アーカイブはこちら


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