中国系EV、運転に顔認証 19年以降、米欧中で発売

 中国の新興自動車メーカー「フューチャーモビリティー」は7日、電気自動車(EV)ブランド「バイトン」のスポーツ用多目的車(SUV)の試作車を発表した。最新のITを活用しているのが特徴だ。ドアの解錠や運転には本人確認が必要で、顔認証技術を使った。

 2019年以降、中国と米欧市場で発売する計画。価格は4万5000ドル(約500万円)から。日本で販売するかどうかは明らかにしなかった。

 運転席と助手席の前面には幅1.25メートルの大型ディスプレーを搭載、従来の車ではサイドミラーで確認していた後方の映像など多くの情報を表示する。カーナビゲーションは画面に直接触れずに、手ぶりで操作することができる。米IT大手アマゾン・コムの人工知能(AI)を使った音声サービスにも対応させた。

 米家電見本市「CES」の開幕に先立ってラスベガスで開いた発表会で、同社幹部は「バイトンは次世代のスマート端末だ」と強調した。

 同社は16年に設立。ドイツBMWの元幹部らが率いている。本社は南京。米西部カリフォルニア州に開発拠点もある。(ラスベガス 共同)