
約40社が5テーマについて最新機器を展。500人を超える関係者らが来場した【拡大】
一般財団法人保安通信協会(保通協)は2月13日、警察庁、総務省消防庁、海上保安庁後援のもと、東京都千代田区の東京国際フォーラムホールB棟で第10回保安電子通信技術セミナー・展示会を開催した。
当日は、後援機関の関係者をはじめ、関係各省庁、民間企業、大学を対象とし、講演や機器展示を通して災害・事件・事故対策・犯罪捜査に役立つ映像、情報分析、デジタル・フォレンジック等に関する最新技術を紹介。国民生活の安全・安心のさらなる向上に資することを目的に「事件、事故、災害時などにおける映像、ビッグデータ、ドローンなど最新技術の活用」と「デジタル・フォレンジックにおける最新技術の活用」の2つのテーマを掲げた。
有馬理事長はあいさつで、産業界における電子情報通信技術の進化に触れるとともに、「わが国の治安情勢を取り巻く国内外の環境は厳しさを増している」と指摘。警察・消防・海上保安庁などの各機関が果たすべき役割がより重要になってきていると強調するとともに、同イベントが今後の業務に効果的に生かされるよう呼びかけた。