ウエアラブル端末で職場の人間関係も可視化 オリックスが「働き方支援ツール」提供 (1/3ページ)

ディスプレー上に社員の位置や行動が表示され、ストレスや人間関係まで可視化できる=東京都港区のユビテック
ディスプレー上に社員の位置や行動が表示され、ストレスや人間関係まで可視化できる=東京都港区のユビテック【拡大】

  • 社員のストレスや人間関係まで可視化できる働き方支援ツールのウエアラブル端末

 人工知能(AI)などの導入で、生産現場やオフィスでの働き方が大きく変わろうとする中、オリックスグループが、身に付けた端末で社員の体調やストレス、行動を常時把握し、データから職場の状況や人間関係を可視化できる「働き方支援ツール」を開発、このほど試験導入企業の募集を始めた。社内のデジタル化によって、職場環境の改善につなげるサービスは国内で初めて。社員の健康管理サービスとともに、働き方改革の新市場として期待がかかる。

 パワハラも早期発見

 国内初の働き方支援ツールは、国の制度に先駆けてさまざまな働き方改革に取り組んでいるオリックスグループのIT企業、ユビテック(東京都港区、荒木克彦社長)が開発した。

 生産性や企業価値を高めるための「健康経営」が注目され、ウエアラブル端末で社員の健康状態を把握したり、データを管理できるサービスはある。これに対し、同社の支援ツール「Next Work」は、腕時計型の端末を装着すると、心拍数の変化から割り出すストレス度、身体負荷、どこをどう歩いているかの動線のほか、加速度センサーなどによって転倒による異変を検知。管理部門のディスプレーや管理者のパソコン、スマートフォンなどにリアルタイムで表示する。日々の労働時間を含め、一連のデータを統計化することもできる。

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