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あなたはツイッターでつぶやく派?見るだけ派? SNSの利用状況調査で見えた実態

SankeiBiz編集部
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 最も利用されているSNSは無料通信アプリ「LINE」(使用率70.3%)で、2位の「Twitter(ツイッター)」(同54.4%)を大きく上回ったことが、インターネット総合情報サイト「わたしのネット」を手掛ける「Think」の調査で分かった。日常の連絡ツールとして普及したLINE以外のSNSでは、投稿せずに調べものなどに活用する“閲覧派”が多い実態も浮かび上がった。

 SNSは「閲覧派」が多い

 アンケート調査は今年1月、10代~50代の男女750人を対象にインターネットで実施。現在使用登録しているSNSアプリの種類を尋ねたところ、LINEが70.3%と最多で、続いてTwitterが54.4%、Facebook(フェイスブック)が32.1%、Instagram(インスタグラム)が30.5%と続く結果に。多くの人がLINEを利用している状況が分かった一方で、短い文章で気軽につぶやくことができるTwitterの人気も根強いことがうかがえる。

 SNSの用途については、自ら情報を発信する「投稿」と、他人の投稿内容をチェックする「閲覧」の2つに分類して調査。よく投稿するSNSはLINE(40.5%)とTwitter(39.9%)が拮抗し、Facebook16.4%、Instagram14.0%と続いた。

 一方、よく閲覧するSNSは、Twitterが45.2%と最も多く、次いでInstgramが22.8%、LINE21.5%、Facebook20.0%の順だった。LINEは不特定多数の人に向けた投稿だけでなく、家族や友だちに向けたトークやタイムラインも含まれるため、他のSNSとは投稿・閲覧の意味が異なるが、それ以外のSNSでは全て「閲覧」が「投稿」を上回る結果となった。

 若い世代はTwitterを検索エンジンとして使用する傾向

 SNSでは何を閲覧しているのか。SNSを日常的に調べものに活用しているのかどうか尋ねたところ、全体の約半数がSNSを活用すると回答。年齢別に見ると、10~30代では全体の63.5%が調べものにSNSを使用すると答えたのに対し、40~50代ではわずか28.5%にとどまった。

 「調べものにSNSを利用する」と回答した人のうち、半数近くがTwitterを活用していたことも判明した。Twitterで調べものをしている人が何を検索するのかについての調査では、飲食店の検索が57.6%と過半数を占めた。

 若い世代ほど長時間、頻繁にチェック

 SNSの利用頻度については「1日10回以上利用する」が28.4%と最も多く、「1日5~10回以上利用する」と回答した人を合わせると全体の45.2%に達した。多くの人が頻繁にSNSをチェックしていることが分かる。ヘビーユーザーは10~30代が全体の74.6%を占め、若年層が圧倒的に多かった。

 SNSの1日の利用時間は、「1時間未満」が22.3%、次いで「1~2時間」が21.6%、「5時間以上」14.4%と続いた。SNSの多くの時間を割くヘビーユーザーも少なくないようだ。

SankeiBiz編集部
SankeiBiz編集部 SankeiBiz編集部員
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