【試乗インプレ】ルックスと空力性能に磨き、贅沢な室内空間 日産の新型「GT-R」(後編) (1/5ページ)

2016.12.11 13:08

  • ほかのクルマにはない唯一無二のデザイン。これならひと目でGT-Rだとわかる
  • 4つのリング型テールランプと栄光のエンブレムは日産「GT-R」に欠かせないシンボル
  • グリルの開口部を拡大し、冷却風量を最大化している。そこで失われる空力性能を、新たに採用したエアロパーツで補っている
  • 4つのLEDランプから構成されるスーパーワイドビームヘッドランプ
  • 4つのLEDランプから構成されるスーパーワイドビームヘッドランプ
  • 大径20インチのランフラットタイヤを履いている。タイヤの後ろには「GT-R」のロゴと、斜めに走るエアアウトレット
  • 大径20インチのランフラットタイヤを履いている。ブレーキはブレンボ製
  • どの角度から見ても迫力満点
  • 直線的な美しいラインを描くサッシュレスドアとウィンドー
  • 折り目が従来モデルよりもくっきりと入ったボンネット。ボディ剛性のアップに貢献している
  • 専用内装色のタンが映えるGT-Rのインテリア。これはプレミアム・エディションのみ味わえる意匠だ
  • シルプレートに「GT-R」のロゴが光る
  • アルミ製ペダル。もちろんスポーツカーのGT-Rには足踏み式パーキングブレーキなどという馬鹿げたものはありません
  • 2017年モデルは8インチモニターを中央に設置した。エアコン吹き出し口の配置も変えてある
  • ディンプル付き本革巻シフトノブを採用。セットアップスイッチもここにある。ハザードとエンジンスタートボタンが近いのが個人的には気になった
  • インストルメントパネルには、高級本革として知られるナッパレザーを“一枚使い”している。うん、ゴージャス!
  • 運転席の座面は超肉厚。シートヒーターなどの操作スイッチもついている
  • 後席の実用性に期待してはいけない。中央にはBOSE製スピーカーを配置
  • 手縫いのシートステッチ。タブには「Hand Crafted Stitch」の文字。後席中央にはBOSE製スピーカーを配置
  • ちょっとしゃれたドアハンドル。これなら空気抵抗も抑えられる
  • ちょっとしゃれたドアハンドル。これなら空気抵抗も抑えられる
  • 剛性とデザイン性を両立させたレイズ製アルミ鍛造ホイール。ブレーキはブレンボ製
  • ホールド性と座り心地のよさを両立したセミアニリン本革シート
  • 高級感漂う内装。内装色はタン
  • センターコンソールはカーボンを使用
  • セミアニリン本革シート
  • レザーをふんだんに使ったファッショナブルで高級感漂う内装
  • ミラーを通した後方視界
  • カーボン調のコンビメーター。立体的なメーターリングがかっこいい
  • エアコンの操作スイッチと、走りのテイストを自分好みにセッティングできる3つのセットアップスイッチ
  • ナッパレザーインストパネルと、本革巻ステアリング。「GT-R」のロゴが気分を盛り上げる
  • USBを介してスマートフォンの接続も可能
  • 整流効果や熱を逃がす効果を高める2017年モデルのエアロパーツ。4本出しのチタン合金製マフラーは新日鉄住金のものを採用
  • ドライカーボン製のトランクリッド
  • かなり大きなトランクルームを見ると、なんとなくセダンらしさも感じる
  • ボンネットの裏側には「プレミアム・ミッドシップ」の文字が躍る
  • 6本のインマニが光る3.8リッターツインターボエンジン
  • グリルの中央で輝く「GT-R」のエンブレム。2017年モデルはグリルのデザインも変更された
  • GT-Rの象徴、4灯の丸形テールランプ
  • 初代スカイライン2000GT-R(通称ハコスカ)=日産グローバル本社ギャラリー
  • 初代スカイライン2000GT-R(通称ハコスカ)の「GT-R」のエンブレム=日産グローバル本社ギャラリー
  • 2代目スカイライン2000GT-R(通称ケンメリ)。日産でも所有台数はわずか2台=日産グローバル本社ギャラリー
  • 2代目スカイライン2000GT-R(通称ケンメリ)。「GT-R」のエンブレムが光る=日産グローバル本社ギャラリー
  • 3代目のスカイラインGT-R(R32)=日産グローバル本社ギャラリー
  • 3代目スカイラインGT-R(R32)の「GT-R」のエンブレム=日産グローバル本社ギャラリー
  • 4代目のスカイラインGT-R(R33)=日産グローバル本社ギャラリー
  • 4代目スカイラインGT-R(R33)の「GT-R」エンブレム=日産グローバル本社ギャラリー
  • 5代目のスカイラインGT-R(R34)=日産グローバル本社ギャラリー
  • 5代目スカイラインGT-R(R34)の「GT-R」エンブレム=日産グローバル本社ギャラリー
  • 「ニッサン コンセプト 2020 ビジョン グランツーリスモ」=東京モーターショー2015で撮影
  • 「ニッサン コンセプト 2020 ビジョン グランツーリスモ」=東京モーターショー2015で撮影


 日産自動車のスーパースポーツ「GT-R」が大幅改良を経て生まれ変わったのは前編でお伝えした通り。その驚異的な走行性能はすでにチェック済みだが、2017年モデルは内外装も大きく進化している。後編では外観やインテリアの雰囲気、空力パーツや使い勝手など、停止状態のマシンを調べていく。ついでに、試乗中に体験したGT-Rならではのエピソードも必読。それにしてもこのオレンジボディ、どこにいてもバリバリ目立ちます!(文・写真 大竹信生)

 異彩を放つ独特の存在感

 さっそく外装から見ていこう。GT-Rは大きなグリルが特徴的だが、2017年モデルは開口部をさらに20%ほど広げている。これは、馬力やトルクなど新型モデルの動力性能の向上に伴い、冷却性能を引き上げる必要があったためだ。ラジエーターに大量の走行風を取り込むとクーリング能力は上がるが、空力面に影響が出てくる。そこで、新型GT-Rはフロントやボディ側面にスポイラーなどの空力パーツを配することでエアロダイナミクスを改善し、整流効果やダウンフォース(車体を路面に押し付ける力)を高めている。また、エンジンフードにピシッと入る折り目は、従来モデルよりもはっきりとしている。これはボディ剛性の強化が目的だそうだ。

 次はサイドビューだ。運転席から後方に向かって落ちるルーフラインが非常に美しい。ここも後方ピラーに手を加えることで、乱流の発生を抑制している。ドアや窓などのディテールに直線とエッジ(角)を多用しており、シンプルでエレガントな印象。サイドスカートは全体のシルエットを引き締める。タイヤハウスにこもる熱を逃がす前輪後方のエアアウトレットや、空気抵抗を低減させる“埋め込み型”のドアハンドルは前期型から引き継いでいる。

 リヤのデザインは鍛え上げたアスリートのお尻のように肉厚で迫力満点だ。よく見ると、ボディ表面のプレス形状もこれまでとは異なる。4灯の丸形テールランプは“諸先輩”から継承するこのクルマのアイデンティティ。この丸形ライトに憧れてきた読者も多いのではないだろうか(筆者もその一人)。そして、このマシンを際立たせる最大の意匠の一つが「GT-R」のエンブレムだろう。子供のころに「あのスカイライン、GT-RじゃないのにGT-Rのエンブレムがくっついてるなー」なんて光景を何度も目にするほど、多くの人がいつかは手に入れることを夢見るシンボルマークだ。

海外では「見た目がちょっと残念」といった意見もあるようだが…

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