海外情勢

比、サウジと空域通過交渉 イスラエル航路開設目指す

 フィリピンのイスラエル傾斜が空の世界にまで及んでいる。フィリピンのマニラからイスラエルのテルアビブへの空路開設が実現性を帯びてきた。

 現地経済紙ビジネス・ワールドによると、フィリピン運輸省のマヌエル・アントニオ・タマヨ航空担当次官は「イスラエルとの航空サービス拡大に、サウジアラビアの空域通過協定を締結することが2019年の最大目標だ」と述べた。

 フィリピン・イスラエル間の航空協定は13年に調印されているが、どのフィリピンの航空会社もいまだイスラエル便を就航させていない。

 しかし近年は、イスラエルのネタニヤフ首相、フィリピンのドゥテルテ大統領の相互訪問をはじめ、両国関係は2国間直接投資、イスラエルの対比技術供与、イスラエル高齢者施設へのフィリピン介護人員の長期派遣など、補完的な蜜月時代を迎えている。

 こうした両国関係から、フィリピン航空(PAL)が近く、イスラエル便を開設する可能性が濃厚だ。PALは冬の季節便としてイスラエル路線を開設して南国フィリピンにイスラエルからの観光客を迎え入れたい意向だと、タマヨ航空担当次官は語った。(シンガポール支局)

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