国内

大豆ミートの需要拡大「ビジネスチャンス」と歓迎 小泉環境相

 小泉進次郎環境相は22日の記者会見で、肉のような味や食感を再現した「大豆ミート」など植物肉の需要が広がっていることを歓迎した。「『今日は体のことを考えて、植物性タンパク質の日にしよう』という人は周りで増えている。大豆という日本人に親しみ深い食が、新たな形で広がっていくことはビジネスチャンスだ」と述べ、需要喚起に取り組む考えを示した。

 近年は健康志向の高まりなどから植物肉の市場は拡大し、市場調査会社シード・プランニング(東京)は、昨年346億円から、令和12年に780億円に達するとみている。畜産業では家畜のゲップに含まれる二酸化炭素(CO2)が大量に排出され、脱炭素社会実現の課題にもなっている。

 小泉氏も大手喫茶店チェーンの大豆ミートのバーガーを食べたり、「ビーガン」と呼ばれる菜食主義の有名レストランの弁当を副大臣や政務官らに振舞ったりしているという。

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