海外情勢

「第三国を標的にするな」中国がクアッドを警戒

 【北京=三塚聖平】中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は14日の記者会見で、日米とオーストラリア、インドの4カ国(クアッド)の首脳が初の対面形式での首脳会談を24日に開くことに対し、「いかなる地域協力の枠組みも、第三国を標的にしたり、その利益を損なうべきでない」と述べた。

 趙氏は「中国の発展に正しく対応すべきだ」とも強調。クアッドの連携強化が「対中包囲網」の形成につながることを警戒している。

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