27日の東京株式市場の日経平均株価は小幅反落した。終値は前日比7円77銭安の2万9098円24銭。衆院選の投開票や主要企業の9月中間決算発表の本格化を前に、投資家の様子見ムードが強かった。
東証株価指数(TOPIX)は4・59ポイント安の2013・81。出来高は約11億4400万株。
前日に平均株価が500円以上値上がりした反動から、高値を警戒した売り注文が出て、相場を押し下げる要因となった。平均株価への影響が大きいソフトバンクグループの下落も重荷になった。下げ幅は一時200円を超えたが、取引終了にかけて買い戻しの動きも出て、下げ幅を縮小した。
一方、前日の米株式市場の上昇や、好決算を発表した銘柄の値上がりなどは相場の支えになった。