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    2年ぶり晴れ着姿の大発会 大阪取引所で「うーちまひょ」活況祈願 

    株価指数先物などの金融派生商品(デリバティブ)を扱う大阪・北浜の大阪取引所で4日、今年最初の取引となる大発会を迎えた。昨年は新型コロナウイルス対策で規模を縮小して開催したが、今年は2年ぶりに晴れ着姿の女性らが出席し、華やかな式典となった。

    大阪取引所の「大発会」。振袖姿の女性たちも参加し、万歳三唱が行われた=4日午前、大阪市中央区 (安元雄太撮影)
    大阪取引所の「大発会」。振袖姿の女性たちも参加し、万歳三唱が行われた=4日午前、大阪市中央区 (安元雄太撮影)

    式典には例年より少ないものの、市場関係者ら約60人が参加。「うーちまひょ」と独特の節回しの掛け声に合わせて拍子木を鳴らす「大株(だいかぶ)締め」で、今年の活況を祈願した。

    岩永守幸社長は「今年の干支の寅は、相場の格言では千里を走り、飛躍が期待できる年。わが国の金融資本市場において、より良い一年になることを祈念している」とあいさつした。

    関西経済の見通しについて「コロナ禍でも関西企業の新規株式公開(IPO)は最高水準が続いている。ますます元気になるよう期待したい」と述べた。9月からデリバティブの祝日取引が始まることも踏まえ、取引所の利便性向上の取り組みを強化するとした。


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