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コロナ禍で飛べない…苦境に立たされても「CAでよかった」と実感した瞬間とは?

SankeiBiz読者のみなさんにだけ客室乗務員(CA)がこっそり教える「ここだけ」の話。第121回は欧州系航空会社乗務14年目の山﨑真由美がお送りいたします。

コロナ禍でフライトが激減したCAがどんな日常を過ごしているのか、気になる方もいらっしゃるかもしれません。今回は現役CAとして、フライトゼロだからこそ見つけた自分らしい新しい働き方とその魅力についてご紹介させていただきます。

コロナでフライト激減、余ってしまったマンパワー

私が勤務する欧州系エアラインもコロナの煽りを受け、2020年の3月を最後に日本線の乗り入れを停止し、3カ月後に運行を再開したものの、それまで週14便運航していたフライトが週3便に激減しました。そのため、日本ベースに在籍している約100人の日本人CAの半分以上が余剰となり、私も会社からTemporary Layoff(期間を定めた一時帰休)を言い渡されました。

それまで月に3~4往復入っていたフライトがゼロになり、先の見通しが見えない状況に不安を覚えつつも、普段から何事もポジティブに受け止める性格である私の頭にまず浮かんだことは、「フライトがない今だからこそ、新しいことにチャレンジできるのでは? この状況はそんなに悪いことばかりじゃないかも!」ということでした。なんともお気楽な性格です笑

ダブルワークが当たり前の外資系エアライン

私が勤める北欧の航空会社では、「ダブルワークをして当たり前」というカルチャーが浸透していて、会社員の副業も一般的です。もちろんCAも例外ではなく、私の周りにも、起業して自分のビジネスをしながらフライトをこなす人、フライトのかたわらテレビ局のパーソナリティーを務める人、看護師資格を活かして副業をしている人、最近ではYouTuberなど、本業以外にもセカンドプレイスで活躍している様々なCAがいます。

特に、日本人乗務員は日本路線のみを乗務するため、フライトは週に1往復のみ、多くても月に3〜4往復程度で比較的スケジュールに余裕があるので、空いた時間で副業をするCAは多いのです。

そんな私もCAとしてフライトをこなすかたわら、外資系企業の受付という二足のわらじ生活を続けていましたが、さすがにフライトゼロという状況は乗務歴14年の中で初めてのこと。

「何かしたい! でも自分に何ができる?」とくすぶっていた時に、知人から「ちょうどアシスタントを探していたから手伝って!」と声をかけられて、オフィス経験ゼロの私が外資系ITベンチャー企業の人事アシスタントとしてのキャリアをスタートさせることになりました。

IT&PC操作と格闘する日々…オフィス経験ゼロからの挑戦

CAは「潰しがきかない職業」と言われますが、オフィスワークを始めるにあたって最初にぶつかったのはPC操作の壁でした。

お客様と対面で接客するCAにとって、業務にPCスキルは必要ありませんが、オフィスワークとなるとこれは致命的です。また、世の中はすでに全ての業務がリモートに移行していて、上司からの指示もミーティングも全てがリモートです。


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