学校行事の慎重な検討求める 中国5県知事

    中国地方知事会は30日、新型コロナウイルス感染拡大で広島と山口に加え岡山、島根の両県でも蔓延(まんえん)防止等重点措置が適用されたことを受け、臨時の会議をウェブ形式で開いた。オミクロン株感染が学校や児童福祉施設で拡大する状況について情報共有し、学校行事や部活動の実施は慎重に検討するよう求めるメッセージを取りまとめた。

    会長の村岡嗣政山口県知事は「各県知事の知見を共有したい」と呼び掛けた。島根県の丸山達也知事は「学校が感染ルートの交差点になっている」と指摘。部分的な休校を、飲食店の時短要請などと組み合わせて実施していると説明した。岡山県の伊原木隆太知事は「感染者が確認されれば直ちに学級閉鎖するよう要請しているが、市町村で対応が分かれており、残念だ」と述べた。


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