ハローワークで無料で受けられる適職診断を紹介! 適職診断を活用するメリットも

    はじめに

    自分がどのような仕事に向いているのだろうかとお悩みではありませんか。適職診断は、自分に向いている仕事を探すために役立つ情報を得られます。客観的な評価により、自分では思ってもみなかった職業が向いていることを発見できる場合も。

    この記事では、無料で受けられるハローワークの適職診断について紹介します。自分に向いている仕事を知るためにも、適職診断を活用してみてはいかがでしょうか。

    ※画像はイメージです(GettyImages)
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    適職診断とは?

    適職診断とは、診断結果を通して客観的に自分に適している職業を提示してくれる検査です。仕事をする際に必要となる能力や性格的な強みや弱み、興味関心などから、適している仕事を診断します。

    自分に合った仕事が何なのか、明確に自己分析ができている方は多いとはいえません。そのため、適職診断で自分の特性に合った仕事を知ることは、求職活動に大いに役立つでしょう。

    また、ハローワークでは無料で適職診断の受験と、診断結果を元にした相談員と面談ができます。働きたい仕事内容が決まっていない方は、診断結果を元にアドバイスを受けることで、今後の求職活動の方向性を決めやすくなるでしょう。

    無料で受けられるハローワークの適職診断

    ここでは、ハローワークで無料で受けられる4つの適職診断を紹介します。

    一般職業適性検査(GATB)

    一般職業適性検査(GATB)は、自分の能力をはかり適性を知ることで、自分に合った職業を選ぶための情報を提供することを目的に作られた検査です。仕事をする際に必要とされる代表的な能力を測定します。

    40分~50分の筆記検査では、知的・言語・数理などの検査、15分ほどの器具検査では手先の器用さなど検査を実施。合格・不合格ではなく制限時間内の正答率から基準を満たしているかどうかで評価される検査です。

    13領域40適性職業群の仕事の中から、自分の適性と照らし合わせることによって、自分に適した職業を探せます。対象年齢は、13歳以上の中学生から社会人までと幅広く、職業選択においてとても有効な検査です。

    キャリアインサイト

    キャリアインサイトは、自分でパソコンを使いながら、総合的なキャリアガイダンスを体験できるシステムです。検査は、18~34歳までの職業経験が少ない方のECコースと、35~60代向けの職業経験のある方のMCコースで内容が分かれています。

    サイトには、適性評価、職業情報の検索、適性と職業のマッチング、キャリアプランニングの4つの機能があり、初心者にもわかりやすいのが特徴です。検査内容は、「能力」「職業興味」「価値観」「行動特性」の評価があり、検査結果により適している職業、優れている能力、自分の関心が高い領域や低い領域がわかります。

    検査結果を元にハローワークの相談員の方と相談することで、自分の適性や適職への理解が深まります。職種変更を考えている方や、志望する職種が決まっていない方におすすめの検査です。

    職業興味検査(VPI)

    職業興味検査(VPI)は、160の職業に関して興味や関心があるか・ないかを回答する検査です。対象者は、短大・大学生以上で所要時間は20分程度。この検査により、6種類の職業への興味の強さと、職業選択時の興味以外の自分の心理的傾向について測定されます。

    検査は、職業への適性検査ではなく興味検査であることが特徴です。検査結果は、自分のタイプがわかるため自己分析にも役立ちます。興味がある職業がわかることで、入社後のミスマッチを減らすことにも役立つでしょう。

    職業レディネス・テスト(VRT)

    職業レディネス・テスト(VRT)は、職業に対する興味をはかり就業への準備をするための検査です。職業領域に対する興味をはかるA検査、日常の生活行動から基礎的志向性の傾向をはかるB検査、職務遂行の自信度をはかるC検査から構成されています。

    対象者は中学、高校、大学生向けで所要時間が45分ほど。若年層向けのため、質問もわかりやすい筆記試験となっています。自分の興味関心や得意・不得意の領域を把握することで、職業を選択する際に役立つでしょう。

    ハローワークで無料の適職診断を受ける方法

    ※画像はイメージです(GettyImages)
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    ハローワークの適職診断は無料で受けられます。では、どのような手順で検査を受けられるのでしょうか。ここでは、検査を受ける方法を紹介します。

    1.電話で予約をする

    まずは、最寄りのハローワークに電話をして、希望する検査を実施しているかを確認。特にキャリアインサイトは、専用のパソコンがある施設のみで実施しています。事前予約が必須のため、電話で問い合わせましょう。

    2.ハローワークに行って適職診断を受ける

    電話で予約をした日時にハローワークを訪問し、担当者の指示に従い手続きをし、適職診断を受けます。

    3.結果を受け取る

    パソコンで受ける検査は、当日に印刷し持ち帰りが可能です。結果まで時間がかかる検査はあとで渡されます。

    4.相談員と面談する

    結果を受け取った後は、ハローワークの相談員の方と面談をすることをおすすめします。結果をもとに今後の就職活動に対するアドバイスをもらえるでしょう。

    適職診断を利用するメリット3つ

    適職診断を利用するとどのようなメリットがあるのでしょうか。ここではメリットを3つ紹介します。

    1.就職・転職活動の指針を定められる

    適職診断を受けると、就職や転職活動の指針を定められることがメリット。診断結果で自分の得意・不得意な領域、向き不向きなどがわかるため、就職活動の方向性を決めることに役立つためです。

    世の中にはさまざまな職業があります。社会人経験が少ない方は、知っている職業自体が少ないために自分の将来像を描きにくい傾向も。自分の特性を知ることで、キャリアビジョンを描け目的をもって就職活動にのぞめるでしょう。

    2.自分の強み・弱みを把握できる

    適職診断では自分の強みや弱みを把握できるメリットがあります。自分の強みを活かせる職業に就くことで、仕事上で自分の能力を発揮できる機会が増えるでしょう。また、弱みを知ることで、入社したあと「この仕事に向いていなかった」と感じる機会を減らせます。

    就職活動では、強みや弱みを面談などで聞かれる機会があります。診断結果で深く自己分析ができるため、このような質問にもスムーズに答えられるでしょう。また、強みや長所などの自分の特性を理解することで、自己アピールの説得力も増すといえます。

    3.自分に向いている業界を事前に知れる

    求職活動をする前に、自分に向いている業界を客観的な判断により知れることは大きなメリットです。自分がやりたい仕事が決まっている方でも、適性の有無を事前に知っておくことで、入社後のミスマッチを減らせるでしょう。また、興味がなかった業界も自分に適していることがわかる場合も。

    異業種への転職を考えている方は、自分の適性に合わない業界を知ることも有益といえます。自分が向いている業界を知り、自分の適性にマッチした業界に進むことでストレスなく働けるでしょう。

    まとめ

    適職診断の概要と活用するメリットを紹介しました。診断結果は、自分の向き不向きが事前にわかるため、求職活動にすぐに役立ちます。

    自分で認識していなかった強みがわかることや、興味がなかった業界が向いていると診断されることもあるでしょう。自分の強みや興味を活かすことで、就職後の活躍も期待できます。自分に合った仕事を知りたい方は、一度適職診断を受けることをおすすめします。


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