政府は3日、日本が米国産牛肉の輸入が急増した際に発動する緊急輸入制限(セーフガード)で、発動基準を厳しくする議定書に日米両政府が署名したと発表した。2022年度からの適用に向け、国会承認などの国内手続きをそれぞれ進める。
日米貿易協定に基づく措置で、今年3月の協議で実質合意していた。従来は米国からの牛肉の輸入量が一定の水準を超えることが発動の条件だったが、適用後は環太平洋連携協定(TPP)加盟国からの輸入との合算量も一定の水準を超えることなども条件に加わり、発動しにくくなる。
政府は3日、日本が米国産牛肉の輸入が急増した際に発動する緊急輸入制限(セーフガード)で、発動基準を厳しくする議定書に日米両政府が署名したと発表した。2022年度からの適用に向け、国会承認などの国内手続きをそれぞれ進める。
日米貿易協定に基づく措置で、今年3月の協議で実質合意していた。従来は米国からの牛肉の輸入量が一定の水準を超えることが発動の条件だったが、適用後は環太平洋連携協定(TPP)加盟国からの輸入との合算量も一定の水準を超えることなども条件に加わり、発動しにくくなる。