VW日本法人、新車投入で輸入車首位奪還誓う 16年は信頼回復強調
ミニバン「ゴルフトゥーラン」の新型車を紹介するフォルクスワーゲングループジャパンのスヴェン・シュタイン代表取締役=12日、東京都港区の東京ミッドタウン
フォルクスワーゲン(VW)グループジャパンのスヴェン・シュタイン代表取締役は12日の新車発表会で、2016年の国内販売について「輸入車市場で首位にならなければならない」と述べた。15年はディーゼル車の排ガス規制逃れ問題などの影響で16年ぶりに首位をメルセデス・ベンツに譲ったが、新車投入で巻き返しを図る考えだ。
シュタイン氏は「排ガス規制逃れ問題でイメージが傷ついた。まずは信頼を回復したい」と強調した。昨年12月までの販売は大幅な前年割れが続いているが、「ショールームの来場者は増えている」として持ち直し基調にあると説明した。
今年は電気走行ができるプラグインハイブリッド車(PHV)を中型セダン「パサート」で投入して環境対応車を充実する。
国内投入を計画していたクリーンディーゼル車も「技術として優れている」として発売の検討を続けるが、時期は「未定」とした。
また、全車種で安全装備の充実を打ち出す。この日発表した7人乗りのミニバン「ゴルフ トゥーラン」の新型車は車線逸脱を警告する機能や、エアバッグを従来モデルから3個増やして9個搭載して安全性を追求した。新開発の1400ccエンジンを搭載し、燃費は1リットル当たり18.5キロと従来モデル比で23%向上した。価格は284万7000~376万9000円。
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