トヨタ、部品8工場も休止 愛知製鋼知多工場の爆発影響

 
決算会見で知多工場の爆発事故について陳謝した、愛知製鋼の鵜飼正男副社長(中央)ら=3日午後、名古屋市

 トヨタ自動車は3日、国内全12工場の8日の稼働を休止すると発表した。グループの愛知製鋼知多工場(愛知県東海市)で1月に起きた爆発事故の影響で休止が決まっている完成車組立工場4カ所に加え、エンジンやシャシーなどをつくる部品工場8カ所も休止する。部品工場は9日以降、輸出向けラインを中心に稼働する見込み。

 事故でエンジン部品などに使う特殊鋼の供給が滞り、組立工場が休止することに伴う措置。組立工場は13日まで6日間の休止を予定するが、部品工場は休止を1日にとどめて影響を最小限に抑える。

 トヨタ本体の国内全工場が停止するのは2011年の東日本大震災以来。生産休止が部品工場にも広がったことで、下請け企業への影響が拡大しそうだ。

 昨年末に発売した新型「プリウス」は注文から納車まで3、4カ月かかるほど人気で、トヨタは全工場が再開する15日以降に挽回生産を行う計画だ。

 一方、愛知製鋼は3日、知多工場の爆発事故が起きた生産ラインの再開が、3月29日になるとの見通しを発表した。これまでは「3月中」と説明してきた。