JX、評価損膨らみ3300億円赤字 16年3月期予想を下方修正

 

 石油元売り最大手のJXホールディングスは3日、2016年3月期の連結業績予想を下方修正し、最終損益が3300億円の赤字(前期は2772億円の赤字)になる見通しだ、と発表した。従来予想は450億円の黒字だったが、原油価格の急落で備蓄原油の評価損が膨らみ、2年連続の大幅赤字に見舞われる。

 売上高も、前期比20.0%減の8兆7000億円(従来予想は9兆3500億円)に下方修正した。在庫として抱える原油の評価損は、前回予想の昨年11月時点で800億円を見込んでいたが、2650億円に拡大する。ドバイ原油価格の想定は、年度平均で1バレル=48ドルと、5ドル引き下げた。

 一方、同日発表した15年4~12月期連結決算は、最終損益が1133億円の赤字(前年同期は1340億円の赤字)、売上高は前年同期比19.8%減の6兆6890億円だった。