35年以上の歴史に幕 サークルKとサンクス

 
名古屋市内の「サークルK」の店舗=3日

 ユニーグループ・ホールディングスのコンビニ「サークルK」と「サンクス」の店舗名が「ファミリーマート」に統一されることが3日正式発表された。近年はセブン-イレブン・ジャパンなど商品力に勝る大手の出店攻勢を受けて収益力が低下していた。35年以上の歴史に幕を下ろす。

 サークルKとサンクスはともに昭和55年に1号店を開店。平成16年に合併した後も看板の変更コストがかかることなどを理由に店舗名を統一しなかった。ただ二つの看板が存続した結果、「PR力が弱くブランド戦略がうまくいかなかった」(ユニー関係者)。その反省からファミマとは店舗名を統一する方向で交渉を進めた。

 大手の攻勢の前にサークルKとサンクスは苦戦した。1店舗当たりの1日の売上高はセブンが約66万円、ファミマが約52万円に対し、サークルKとサンクスは約43万円。20年以上にわたりサークルKを運営してきた60代の男性オーナーは「愛着がある看板なのでさびしい」と話していた。