コンビニエンスストア業界3位のファミリーマートと4位のサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングス(HD)は3日、9月の経営統合後に発足させる持ち株会社の社長にファミマの上田準二会長(69)が就任すると発表した。副社長はファミマの中山勇社長(58)とユニーの佐古則男社長(58)が就任する。
持ち株会社の名称は「ユニー・ファミリーマートホールディングス」。ファミマがユニーを吸収合併し、その下に総合スーパー(GMS)とコンビニの事業会社をそれぞれぶら下げる。コンビニ事業の統合後のブランドは「ファミリーマート」に一本化して、中山氏が会長として指揮をとる。GMS事業は佐古氏が引き続き社長を務める。
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【プロフィル】上田準二
うえだ・じゅんじ 山形大卒。1970年伊藤忠商事。2002年ファミリーマート社長、13年会長。秋田県出身。