NTT「光コラボ」契約数は目標の6割 利用拡大へ顧客管理の仕様統一
NTTグループが昨年2月に提供を開始した企業向け光サービス卸「光コラボ」の今年度契約数が目標の6割程度にとどまることが4日、分かった。NTT東西地域会社の契約目標は当初約600万件に設定していたが、最終的には300万強になりそうだ。NTT東西と光コラボ提供企業との手続きの煩雑さや、光コラボを利用した新規ビジネス創出に予想以上の時間がかかっていることなどが要因。NTT東西は4月以降、光コラボ提供企業との顧客管理システムのインターフェースを共通化し、入力作業の効率化と工事日設定の迅速化を図り、契約数拡大を目指す。
光コラボはNTT東西が自社ブランド「フレッツ光」で提供する光回線利用のインターネット接続サービス。販促費削減やビジネス創出を目的に昨年2月から通信設備のない企業も独自にサービスが展開できるよう卸売りを開始。NTTドコモやソフトバンクなど携帯大手もスマホとのセット販売を始めた。
フレッツ光から光コラボ事業者のサービスへの契約変更と新規契約の合計はNTT東が1月末で200万件強、NTT西は昨年9月末で71万件。このペースで推移すれば、3月末になっても600万件の契約目標に対して300万件強にとどまる見通しだ。
現在、光コラボ事業者は自社の顧客管理システムとNTT東西の顧客管理システムに二重入力が必要だったが、両者のシステムの仕様を統一して一度の入力で済むようにする。NTT東西が顧客管理システムのインターフェースを公開。NTT東は4月、NTT西は4月以降に大手の光コラボ事業者から順次、統一していく。
NTT東西のシステムと互換性を取ることで光コラボ事業者側のシステムでも工事日程を確保できるようになり、光回線の敷設工事も迅速に行えるようになる。
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