トヨタ社長「誤りのない回答を」

2016春闘

 2016年春闘で、トヨタ自動車の豊田章男社長は24日、労働組合との交渉で「労使の信頼関係が(トヨタの)競争力の源であり、徹底的に話し合うことで誤りのない回答を導きたい」と述べた。労組が要求した月3000円のベースアップ(ベア)について経営側は難色を示したもようだ。この日は愛知県豊田市の本社で第1回労使協議会が開かれ、豊田社長ら経営側と労組の代表らが意見を交わした。

 全トヨタ労働組合連合会によると、トヨタの経営側は他社と比べて高い賃金水準や競争力維持を前提に、ベアと賃金制度維持分合わせて1万300円になる要求に「高すぎる」と指摘。一時金も含め労使の意見には隔たりがあるという。