食品各社、イースターに熱視線 バレンタインやハロウィーンに続け
27日の「イースター(復活祭)」に向けて、食品・小売り各社が店頭に広告などを飾り付けたり、期間限定商品を投入するなど販促活動を強化している。バレンタインやハロウィーンに続くイベントとして期待している。
イースターはキリストの復活祭として知られるが、春の到来を祝うお祭りとしても親しまれている。欧米では、イースターで生命や復活の象徴である卵やごちそうを食べたり、卵をかたどったチョコレートなどを交換し合うのが習わしとなっている。
森永製菓はイースターを祝うために作る卵「イースターエッグ」をイメージした新商品「キョロちゃんのもちもちたまご」など関連商品10品を発売したほか、店頭に同社の人気キャラクター「キョロちゃん」などを飾り付けた専用売り場を設置している。
1日には新井徹社長をはじめとする営業担当者らが売り場に立ち、販促活動を展開した。同社の太田栄二郎取締役は「『イースター』をきっかけに、お菓子のもつコミュニケーション力や楽しさを伝えたい」と話す。
銀座コージーコーナーはディズニー・キャラクターのデザインを採用したケーキやタルトなどイースター関連商品9品を期間限定で発売、前年比約105%の売り上げを目指す。
今年から販促活動を展開するアサヒビールは、全国のスーパーなど2500店の店頭にイースターを盛り上げる広告を飾るほか、全8工場で31日までイースターの楽しみ方を紹介するイベントを実施する。
イースターには小売り各社も熱い視線を注ぐ。バレンタインなどと比べるとなじみが薄いが、京王百貨店では「イースターがハロウィーンのように定着するように盛り上げたい」(菓子売り場担当者)と意気込む。ウサギや卵をモチーフにしたお菓子など関連商品の販売を強化する。各社はハロウィーンやイースターといった行事を楽しむ“コト消費”との連動で市場活性化を目指す。
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