森ビル、虎ノ門を再開発 事業費4千億円、ヒルズ中心に3棟建設

 
東京・虎ノ門地区の新たな再開発計画を発表する森ビルの辻慎吾社長=13日、東京都港区(佐久間修志撮影)

 不動産大手の森ビルは13日、東京・虎ノ門の大規模再開発計画を発表した。超高層ビル3棟を建設するほか、東京メトロ日比谷線の新駅と一体開発し、オフィスや住居、商業施設を組み合わせた複合都市「虎ノ門ヒルズ」を創出する。2020年の東京五輪・パラリンピックを見据え、国内外の需要を取り込む狙い。

 新たに建設する超高層ビルは「ビジネスタワー」(平成31年度完成予定、地上36階)「レジデンシャルタワー」(同、56階)「ステーションタワー」(34年度完成予定)の3棟。今後は26年に開業した「森タワー」と合わせた約7・5ヘクタールを虎ノ門ヒルズと位置づける。総事業費は約4千億円。

 ビジネスタワーは約6300平方メートルの商業施設を備え、都心と臨海を結ぶ「バス高速輸送システム(BRT)」や空港リムジンバスが発着するバスターミナルを設置。ステーションタワーには32年開業の日比谷線の新駅が直結するなど、交通利便性を高めた。

 レジデンシャルタワーには約600戸の高級住宅を設ける。

 会見した森ビルの辻慎吾社長は「グローバルプレーヤーが集う国際新都心として、他地域との差別化を図る」と意気込みを語った。