熊本地震 死亡保険金など全額支払い 生保各社、料金も6カ月猶予

 

 日本生命保険など国内の生保各社は熊本地震の被災者に対し、災害関連の死亡保険金や入院給付金を全額支払う方針を決めた。保険料の支払いも最長6カ月間猶予する。全ての生保が加盟する生命保険協会が15日、発表した。

 生保各社は災害時に保険金の支払いが業績を過度に圧迫する事態を想定し、約款で地震や戦争の際には保険金の支払いを減らしたり、払わなかったりする可能性があると定めている。

 今回の地震では、保険金の支払いが想定以上に膨らむことはないと判断した。被災者への対応では、手続きに必要な書類がなくても運転免許証などで本人確認ができれば保険金の支払いに応じる。生保協会の筒井義信会長(日生社長)は15日の記者会見で「被災者が一刻も早く安心できるよう最大限対応していく」と述べた。