JX、英ガス田の権益を一部売却 原油安で資産見直し
JXホールディングス(HD)傘下の資源開発会社、JX石油開発は16日、英国領北海のカリーンガス田の権益一部を、共同開発先の英石油大手BP子会社に売却した、と発表した。売却額は明らかにしていない。原油価格の低迷を受け、親会社のJXHDは資源開発事業の見直しを進めており、今回の売却もその一環として実施した。
JX石油開発はカリーンガス田の権益を約34%保有していたが、今回の売却で16%分を手放した。売却後の権益は約18%になる。長引く原油安でJXHDは、採算のとれない資源開発事業の縮小や、新規投資を抑制する方針を打ち出している。
同ガス田の可採埋蔵量は原油換算で2億5000万~3億バレルに相当し、ピーク時に日量6万~9万バレルの天然ガスの生産を見込んでいる。昨年8月に英国政府に開発計画が承認され、2019年に商業生産を始める予定になっている。英国領北海では過去10年間で最大規模のガス田になるという。操業主体はデンマークのマースクが務める。
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