ブリヂストン、新システム導入 AI活用で生産効率アップ
ブリヂストンは25日、ICT(情報通信技術)やAI(人工知能)を活用したタイヤの生産システムを開発し、基幹工場の彦根工場(滋賀県彦根市)に導入したと発表した。複数の部材をくみ上げる成形工程を自動化できるほか、品質のばらつきも減らせる。国内の労働人口減少や新興国メーカーの台頭といった厳しい環境に対応し、生産面の競争力を高めるのが狙い。
導入したのは「EXAMATION(エクサメーション)」と呼ぶ成形システム。タイヤ1本当たり2080項目に及ぶデータをセンサーで取得。さらに、同社が保有する材料や加工に関するノウハウを加えつつ、それらのデータを解析し、AIが生産システムを自動で制御する。これにより、組み上がったタイヤがどれだけ丸いかを示す「真円性」が15%以上高まるほか、人間が作業する場合に比べて生産スピードは2倍にできるという。
今後は同システムの効果を彦根工場全体に広げ、2020年までに生産性を1.4倍に高める。
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