箔一、中東でも金箔化粧品販売へ 海外市場の売り上げ拡大狙う

 

 金箔(きんぱく)加工を手掛ける箔一(金沢市)は、ドバイで開催された化粧品の国際見本市に金箔を使用した化粧品を出品した。これを機に中東での販売促進に乗り出す。

 金箔を用いた化粧品は、肌にハリと潤いを与えるため、乾燥しがちな中東でニーズが高いと見込まれている。

 同社は金箔化粧品を2006年から直営店での販売を中心に展開し、年々売り上げを伸ばしてきた。現在、国内では全国のバラエティーショップなどで販売している。

 海外向けでは、2009年からタイを皮切りに、中華圏へと販路を広げた。今後は中東エリアにもアプローチすることで、海外市場での売り上げを拡大していく。