三井住友信託、東京TYと資本業務提携で販路拡大

 

 三井住友信託銀行と、東京都民銀行や八千代銀行などを傘下に持つ東京TYフィナンシャルグループは3日、資本業務提携すると発表した。三井住友信託は東京TYが発行する優先株を引き受ける形で150億円を出資する。

 市場の成長が見込める東京では、関東の地方銀行が相次いで進出し競争が激化している。日銀のマイナス金利政策で利ざやも縮小しており、東京TYは提携を通じて収益基盤を強化したい考えだ。三井住友信託は金融商品の販路を広げる。

 業務提携では、融資先企業を互いに紹介したり、三井住友信託の商品を都民銀で販売したりする。双方の顧客は提携先の現金自動預払機(ATM)も無料で使えるようになる見通しだ。

 三井住友信託は、旧住友信託銀行だった2006年から八千代銀と資本業務提携している。八千代銀と今年4月に経営統合した都民銀も協力先に加えることで提携効果を高める。