パナ・津賀社長講演 家電技術で車、住宅を強化
大阪市内で講演するパナソニックの津賀一宏社長=15日
パナソニックの津賀一宏社長は15日、大阪市内で講演し「家電で培ったDNAを生かし、お客さまにより良い暮らしを広げる」と述べ、家電の技術を活用して成長が期待できる自動車関連事業や住宅分野を強化する考えを強調した。
津賀社長は、車のフロントガラスをディスプレー化し、運転手に情報を提供する次世代システムに、テレビの技術が応用されていることを挙げ「持っているものを組み合わせて何ができるか、どんどんチャレンジしたい」と意気込んだ。
住宅分野では、テレビや音響機器を収納家具と一体にするなど、家電と住宅設備を組み合わせて提案する取り組みを紹介し、新築やリフォームでの需要取り込みに意欲を示した。
パナソニックは中国の景気鈍化などを受け、2016年度から売上高の拡大を追求せず、利益を重視する路線に転換した。収益性の低い家電事業から自動車関連など成長分野へのシフトを鮮明にしている。
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