「AIサービス20年実用化」 NTTドコモ・吉沢新社長会見
NTTドコモは16日、東京都内で株主総会を開き、吉沢和弘氏の社長昇格をはじめとする取締役選任案など全議案について、原案通り可決した。
吉沢新社長は総会後の記者会見で、人の目や耳などさまざまな機能をサポートをする人工知能(AI)を使ったサービスについて、2020年の実用化を目指す考えを示した。同年は政府が自動運転の実用化時期としている。
吉沢社長はサポートするAIを「パーソナルエージェント」と名付けた上で、「人と対話して画像も認識し、人の心を先読みする技術に取り組む」と具体的な構想を示した。
総務省の有識者会議を経て注目が集まっている携帯電話料金の引き下げや、「実質0円」などの過度な端末値下げを是正する動きについては「どんな手を使ってでも(利用者を)取り合うような競争をする気はない。サービスの競争に力を入れて切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と強調した。
一方、スマートフォンの普及が伸び悩む中、通信料収入が今後、大きく増えることは難しいという見方を示し、加藤薫前社長が進めてきた新規事業やコンテンツサービスなどの「スマートライフ領域」に引き続き注力する考えを表明。同領域の取扱高を、16年3月期の約3兆円から3、4年で通信料収入と同じ3兆7000億円程度まで増やす考えを示した。
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