出光株が2カ月半ぶりに2000円割れ 創業家の昭シェル合併反対騒動で急落
4日の東京株式市場で石油元売り業界2位の出光興産の株価が一時5%近く急落し、2カ月半ぶりに2000円を割り込んだ。業界5位の昭和シェル石油との合併に大株主である創業家が反対していることが影響した。6月10日につけた年初来高値(2483円)から2割も下落した。
出光株は前週末は2091円。4日の株価は16円安の2075円で寄り付いたが、そこから大きく値を下げ、安値は103円安の1988円まで値を下げた。下落率は4.9%に及んだ。終値はやや戻して86円安の2005円。
取引時間中の2000円割れは4月18日(安値1956円)以来となる。
確定していた出光と昭和シェル石油との合併は、6月28日の株主総会を機に33.9%の株式を保有しているとする創業家が合併反対を表明。合併の行方が不透明となっている。
この状況が各種報道などでクローズアップされていることを投資家が嫌い、出光株が売られている。英国の欧州連合(EU)離脱で東証が暴落した6月24日には5.5%下落し、131円安の2251円となったが、総会翌日の6月29日から一段と値下がり基調に入っている。
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