今夏は“熱い”コンビニかき氷商戦、 レンジでチン、牛乳掛け…各社各様で勝負
ローソンの「ウチカフェフラッペストロベリーチーズケーキ」(左)、ファミリーマートの「ピーチフラッペ」(中)、ミニストップの「ハロハロソルティレモン」(右)
コンビニ各社のかき氷商戦が熱を帯びてきた。今年は電子レンジでチンをしたり、温かいミルクを掛けたりする特徴のある商品が増えた。カチカチの氷に一手間加えることで、飲んでも食べてもよい食感にし、幅広い顧客を取り込みたい考えだ。
「温めますか?」。ローソンの「ウチカフェフラッペ」シリーズを買おうとするとレジで店員が聞いてくる。冷たさは保ちながらも少しやわらかくするために、500ワットのレンジで30秒程度、温めることがお勧めだ。ソースが溶け合って味わいが増すという。
定番商品に加え、「ストロベリーチーズケーキ」味(295円)などを数量限定で発売。シリーズ全体で昨夏の1.6倍の売り上げを目指す。
ファミリーマートは、かき氷を容器ごと手でもみほぐし、店のコーヒーマシンでホットミルクやコーヒーを注いでシャーベット状にして食べる「フラッペシリーズ」を販売している。氷菓「ガリガリ君」で知られる赤城乳業(埼玉県深谷市)の氷に空気を混ぜ込みシャリシャリした食感にするノウハウを使っている。
人気の高まりから、月末の予定だった「ピーチフラッペ」(290円)の発売を17日に前倒しする。急遽(きゅうきょ)8月に新味を加えることも決めた。
ミニストップはかき氷にソフトクリームをのせる「ハロハロ」シリーズから、塩で甘さを引き立てた「ソルティレモン」(290円)を出した。
かき氷は「気温が30度を超えると一気に売り上げが伸びる」(関係者)という。甘味どころなどでは天然氷や果物を使った1杯1000円前後の高級品が女性に人気となっており、コンビニも新たな「スイーツ」としてアピールしたい考えだ。
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