コマツが米国の鉱山機械メーカー買収 3千億円、手薄な工法補う
記者会見するコマツの大橋徹二社長=21日午後、東京都千代田区
建機大手のコマツは21日、鉱山機械を手掛ける米ジョイ・グローバルを買収すると発表した。買収額は約29億ドル(約3千億円)で、2017年半ばの買収完了を目指す。鉱山向けの建機事業を強化し、将来の需要増に備える。
鉱山の採掘には主に二つの手法があり、ジョイ・グローバルはコマツが持たないやり方に強みを持つという。
ジョイ・グローバルはニューヨーク証券取引所に上場しており、15年10月期連結決算の売上高は31億ドル(約3300億円)、最終損益は11億ドル(約1260億円)の赤字だった。
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