「ペッパー」初の海外進出 台湾で販売開始 小売店などで接客
ソフトバンクグループのロボット事業子会社、ソフトバンクロボティクスホールディングスは25日、ヒト型ロボット「ペッパー」を台湾で発売したと発表した。ペッパーの本格的な海外展開は初めて。日本と同様、小売店や金融などの販売現場で接客に当たる。公的機関への導入も決まっているという。
ペッパーを製造しているのは、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業で、台湾での販売はホンハイの子会社が行う。
法人向けに営業活動を行うほか、25日からホンハイの子会社の携帯電話事業者の店舗で、一般向けにペッパーと触れ合う機会を設ける。
ペッパーはすでにフランスなどで試験的に導入されていたが、台湾では、営業担当者を整えるなど、本格的に販売活動を行う体制が日本以外では初めて整ったという。
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