トヨタ4~6月期は5年ぶり減収減益に 円高が直撃、通期予想も減額修正

 

 トヨタ自動車が4日発表した平成28年4~6月期連結決算は、営業利益が前年同期比15.0%減の6422億円となるなど、同期としては5年ぶりの減収減益決算となった。世界新車販売台数は伸びたが、急速に進んだ為替相場の円高が利益を直撃した。

 売上高は5.7%減の6兆5891億円、最終利益は14.5%減の5524億円。グループの世界新車小売り販売台数は1.0%増の252万9千台だった。4月に起きた熊本地震の影響でグループ会社が被災し、一時生産停止となったことも響いた。

 為替の円高基調などを受けて通期(29年3月期)の業績見通しを下方修正した。売上高は5月の前期決算発表時点と比べて5千億円少ない26兆円(前期比8.5%減)、営業利益は1千億円減の1兆6千億円(43.9%減)、最終利益は500億円減の1兆4500億円(37.3%減)へと修正した。

 為替レートは1ドル=102円(5月時点は105円)、1ユーロ=113円(同120円)とみている。