コンビニ各社、早くも秋冬商戦スタート 新作おでんや中華まんで差別化

 
ファミリーマートの商品発表会では、具材やつゆを全面刷新したおでんが披露された=24日、東京都豊島区

 コンビニエンスストア各社が、秋冬の定番商品「おでん」や「中華まん」の新作を早くも売り出し始めている。地域別のおでんつゆや具材、製法にこだわり差別化している。各社それぞれの商品で、消費者に懸命のアピールをしている。

 23日から今年度のおでんの販売を始めたファミリーマートは、かつお節や昆布、煮干しなどを組み合わせた関東、九州など7つの地域別のつゆが特徴。煮込んで一定の時間が経過しても色や香りが維持されるように原材料や製法も工夫した。担当者は「売上高で前年同期比50%増を目指す」と意気込む。

 9日から順次発売しているローソンは税込み価格100円と手頃な「炭火焼鶏ささみ串」「炭火焼鶏ハラミ串」などの串おでんを充実させた。同社は「夜のおつまみとして買ってほしい」と期待を込める。地域別のつゆも昨年度の6種類から9種類に増やした。

 セブン-イレブン・ジャパンも昨年度から導入している8種類の地域別のつゆを刷新し、消費者の好みにきめ細かく対応する。

 中華まんでは、ミニストップは主力の「肉まん」(128円)に使用する豚肉の種類を変え、タケノコを大きくカットすることで「ジューシーで食感を楽しめる商品」に仕上げた。

 ファミマは具材の比率を昨年より増やした「具たっぷり肉まん」(120円)や、チーズの使用量を増やした「チーズたっぷりピザまん」(120円)などで食べ応えをアピールし、レジ待ちの“ついで買い”につなげる狙いだ。