デンソー、8つの新事業分野を強化へ ロボットや医療、バイオなど
自動車部品大手デンソーは14日、主力の自動車関連事業以外に、次世代ロボットや医療といった新たに取り組んでいる八つの分野を強化し、2020年度までの黒字確保を目指す方針を発表した。
八つの分野は他に農業やバイオ技術など。ロボットでは自動車部品のセンサー技術を生かし、小型無人機「ドローン」で老朽化した橋を点検するサービスを18年から始める。医療では手術をサポートする設備を開発しており、販売を推し進める。
新事業を統括する伊藤正彦専務役員は記者会見で「新車の販売台数に左右されない収益構造を目指したい」と述べた。
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