三菱重工、全自動無人運転車のゆりかもめ7300系48両受注
三菱重工業がゆりかもめから受注した7300系
三菱重工業は23日、新交通ゆりかもめから全自動無人運転車両(AGT)48両(8編成)を受注したと発表した。受注額は非公表。長期運行している既存車両の更新用として、7300系車両を2018年6月から20年6月にかけて順次納入する。
三菱重工はゆりかもめ向けに13年度から現在まで7300系車両108両(18編成)の納入実績を持つ。今回の受注で、全てAGTとなる。7300系車両はアルミニウム合金を採用し、軽量化を図っている。座席は、編成の両端を除く全席が脚台のないロングシートとなっており、輸送人員の増加に寄与している。
新交通ゆりかもめは東京・新橋-豊洲駅(全16駅)の14.7キロを走行し、臨海副都心の足となっている。このエリアは20年に開催する東京五輪・パラリンピックの競技会場が集まっている。20年には新車両が走行することになる。
ゆりかもめなどの新交通システムは道路上の空間を有効利用するために開発され、1981年から国内の都市で導入されている。ゴムタイヤを採用し、低騒音・低振動で沿線環境に優しいのが特長だ。
三菱重工のAGTはゆりかもめのほか、日暮里・舎人ライナーや埼玉新都市交通(ニューシャトル)にも採用され、走行している。同社は今回の受注を弾みに積極的に国内外の新交通運営会社に営業展開する方針だ。
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