出光と昭シェルの合併が延期 出光創業家の説得難航で 午後発表
合併時期の延期を発表し、記者会見する出光興産の月岡隆社長(右)と昭和シェル石油の亀岡剛社長=13日午後、東京・大手町の経団連会館
出光興産と昭和シェル石油が、来年4月に予定していた合併時期を未定とし、事実上の延期を決めたことが13日、分かった。出光は、合併に反対している創業家の説得を優先するが、合併にこぎ着けることができるかは不透明な情勢だ。同日午後にも発表する。
出光は10~11月に、英オランダのロイヤル・ダッチ・シェルから昭和シェルの株式を計画通り取得する見通しだが、合併議案を諮るため年内に開く予定の臨時株主総会は、開催を見送る方向だ。
両社の合併問題を巡っては、今年6月に出光創業家が反対を表明。創業者長男の出光昭介名誉会長が代表を務め、出光の大株主である出光美術館など二つの公益財団法人も合併に反対することを決めていた。
経営側は創業家に協議を申し入れていたが、創業家は7月の会談を最後に申し入れを拒み、話し合いはストップしていた。
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